熱河望水

此の樹何の樹?

数時間の眠りの後、目覚む。連日の熱帯夜で、早朝のさやけさが半減してゐる。みづみづしいはずの葡萄やバジルの葉も、どことなく干涸らびた風情でぐったりとしてゐるし、繁茂開始したばかりのレモングラスもカサカサとしてゐる。同様に、我輩の手足は乾き気味だが、ただ背中や鼻の両脇などは、寧ろ汗ばみ脂が浮ゐてしまってゐる。これでは昼間が思ひやられるなあと呟きつつも、もりもりと客人交へて朝食を啄む。しっかり喰はねば、高楊枝。
(-_-)
昨天同様、吹く風はかなり強く木々をも靡かせ乍らも、その実は涼風にあらず、熱風なりき。リアルタイムお天気レーダーなど神経質にしばしば眺めては外を見上げ、あはあはふよふよと別の客人を待つ。無事来たりた後は皆にて山に登り、海山島など眺め、ヤマモモの実千切ったりつまみ喰ひては四方山話。その後、全員の集合場所は矢崎岩。
(- + -)
お犬様取り上げ後のつかの間の安心も刹那のこと、新たなるほねぼねしき人骨様の出現なれば皆様絶句。はて、人の世の喜びや安らぎは、いつの日にか来らむ。
(-_-)
終はりこそ、新たなる始まりの開始にて、終焉は永遠に来たらず。岩肌より虹建つは、そんな無限への予兆であるか?

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