被遺忘的時光

液化天然ガス

早朝の岬の沖を、大きな大きなLNGのタンカーが行く。よく見てゐると水先案内船が3隻先導し、行く先の小さな小さな漁船に注意を促してゐる。タンカーと併走するちょっと大きめの船が、水先案内の指示を出してゐるのだらうか。海岸には釣り人が3人、何度もリールを遠くに投げてゐた。
昨天より大気中の水分が増えて、快晴なれど何となく抜けきらない風情。更に午後からは太陽が黄色く霞み、黄砂まだ来るのこと。黄昏の文字通り、黄橙色は言ふに及ばず。
そして静かな夜が来て、部屋の隅に堆積した書類やコピーや資料やファイルの山の解体に着手。いくら電脳社会に変容しやうとも、千年以上慣れ親しんだ紙の呪物的な存在感は絶大であり、増ゑることは有っても減ることは無きに等し。所謂ペーパーレスには、あと数百年かかるやもしれぬ。
(-_-)
上海公安のウェブサイト、先日の「抵制日貨」大游行時に先頭切って破壊行為をした人物の鮮明な画像を掲載し、自首を呼びかけてゐる。目前に迫った黄金週中の示威游行特異日である「五・一」et「五・四」を無難にやり過ごす為の対策だ。それにしても尊大な中国にしては、姑息で極めて中華的でないやり方だ。それほど、先日町村氏に因ってまんまと潰された面子の動揺が大きかったのだらうね。
請訪問上海公安首頁 < http://gaj.sh.gov.cn/shpolice/ > 看「公安局通告」項目、但是請注意!
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「中国政府従来没有做過任対不起日本人民的事」!?
李氏のこの呻くやうな科白が、その全てを現してゐた。華人としては近年稀なる外交上の失態だ。元来大陸的に物事の白黒をはっきりと言ふ類の人々なのだけど、国連に於ける所謂「棄権」作戦や、今回の対外的対応と対内的処置の落差の大きさなどなど、天円地方が壮大過ぎて砂塵暴に霞んで見へない領域が多すぎる。
中国呀、去ロ那里?

テレサ・テン/何日君再来 (中国語)