華の色は?

八重に咲く

山吹咲く。激しき雨にしとどに濡れて、目にも鮮やかに、春の香り高し。
このところ妙な咳が出るので、労咳ではなからうかと怪しみつつも医者には行かず、エフェドリンにしやうかノスカピンにしやうか、はたまた漢方麻黄・半夏製剤にしやうか悩みつつ、ゑひもせず。時代錯誤な病に死すもまた、偉人の偉人らしき生き様(死に様?)かも・・・
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大陸も半島も、動き出すと歯止めが効かない人々であることは確かなことで、歴史も現実の行為も何もかも、そのことを裏付けてゐる。チョスンバンドンでは刺身や山葵などのコトバ(日本語)が気に入らぬてうワケで、それぞれ「センソンフェ」「コチュネンイ」などと自国言語に言い換へやうてう運動が開始されたそうな。日本海などその最たる名称だらうね。国際的に「東海(トンヘ)」と言ひ換へよてう運動を開始してゐる。
かつて目に余る英語の侵略に業を煮やした仏蘭西国政府が、全ての英語やイディオムを自国語に変換した大辞典を製作配布して普及に努めたが、余りの煩瑣に因り事実上立ち消へてしまった。この場合も攻撃対象は言語としての英語そのものではなく、英語によって象徴されたメリケン文化であったワケだ。バンドンサラムにとってみれば、日常会話にまで浸透してしまった「便利な」イルボンマルが悔しくてしやうがないワケで、こんなことで「我が民族の自尊心」が回復されるなら、どんどん自国語に置き換へて大いに不自由するが宜しい。
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でもね、中国の総領事館表札に「紅」いペンキを吹きかけるなんて、知性もエスプリの欠片も無い行為だね。紅いものに紅いペンキを塗っても効果は無きに等しいワケで、全く短絡的かつ軽率な行為だ。中国側はわざわざ被害報告の記者会見を開き、「これらの行為は中国に対するテロそのものであり、謝罪し弁償せよ」と厚顔尊大的態度。自国の件は絶対的にさておく一方的見解、これぞ正しき中華の極みにて、頼もしくもそこはかとなく辟易するなり。
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華禍―こんなに中華主義が怖いわけ トランス・バリ