韋編三絶気絶寸前

大いに散りたりける

雨上がり、風戻り、桜散る。まさに桜吹雪の奥山けふ越ゑて、調子の悪い車を騙し騙しの大往復。
山また山の後は、予想通りの険しき峠。苦心してこさえた原稿の山と画像の峰を、耐へ難きを耐へ、忍び難きを忍びつつも削り並べ換へ、皆でひねくり回しては番号付け替へてみたり。窓外には、季節外れの北風に翻弄されし桜色の花びら、人ごとの如く華麗に舞へり。
(-_-)
嗚呼、ゴルゴンゾーラ喰ひたし、ブリー喰ひたし、カンボツォーラ喰ひたしと雖も叶はず、人差し指にKIRIクリームチーズ塗り塗りして舐める美しき日々是精進。唐突ですがフロマージュのお話し。
(-_-)
今夜は自らを律するが為、ブゾーニを大音量で流して激しく修行せり。戸外は気違ひ風のびうびうばうばうと、冬の如く吹きたりけるに、冬のソナタの最後の足掻きなるかも。
(-_-)チョゴム・ピゴナムニダヨ。。。

ブゾーニ:ファウスト博士(全曲)

ブゾーニ:ファウスト博士(全曲)