旦那、そこをなんとかなりませぬか!?

どんどん伸びます

所得税の確定申告をおこなう。
毎年申告書に挑戦するも、そのややこしさに音を上げて小役人の指示頼みで口から泡を吹き目を白黒させながら記入。昨年は国税庁のウェブページで自動計算ができたのだが(因みに記入する欄を間違へてゐたので、結局書き直した)、今年はなぜか生年月日を入力しただけで画面が落ちる。そんなに誕生日のゴロが悪いのか、数字の並びが大殺界なのかは不明なれど、埒が明かない。それで、いたしかたなく添付の冊子を紐解きながら、源泉徴収票各種と電卓を手元に用意した上で、記入と計算を進めて行った。何がだうなったのかはわからないし、今更説明も出来ないが、我輩の場合すんなり計算できた時ほど、間違ってゐる可能性の高いことは、すでに歴史が証明してゐるのだ。こと、数字の計算に関しては、絶対的に我が身を第一に疑ふのだ。それ見たことか!、あれほど緻密厳密に最新式ソーラー電卓を用ひて計算したにも拘はらず、矢張り間違ってゐたではないか!
我輩が提出した書類をささっと一瞥した小役人様、静かに顔を上げてひとこと、「間違ってますね」とぞ。聞けば何やらが記入漏れであり、更に定率減税項目が未計算であり、もひとつ何やら漢字ばかりの項目が一つ違ふ欄に記入してあるではないかと、厳しく指摘されるのであった。さすがにその筋のプロの指摘であるだけに反論も出来ず、「新しい用紙に書き直してください」てう一言に屈服する他はなかった。(T_T)
それは致し方あるまいとしてもだ、そもそも「収入金額」と「所得金額」の違ひは如何? 「給与」と「報酬」と「雑収入」の区別は如何? 「確定申告」があるなら「不確定申告」てうも有るの? そんなこんなを考へていたら、思はず頭が伸びてしまいますた土佐。。。
(-_-)