バナヤンお待たせ

とぼけた野郎だぜ

バナヤンの季節だ。
と、声高らかに宣言してみたものの、昨日の今日までその存在は知らなかったことを告白せねばなるまい。それにしても奇妙な風体の駄菓子だ。夜店のチョコバナナを模して?、竹串に刺されたバナナ形のカステラがどっぷりとチョコに漬けられて、1本1本袋に封入されてゐるのだ。時々竹串の方々にチョコが付いてゐて、如何にも家内制手工業で製造されてゐることが容易に想像できるものだ。袋には「馬鹿味」と書いてあり、「うまかあじ」とルビが振ってある。ふざけた野郎だが、小さいので10本食べても腹はふくれない。
実際食べてみると・・・予想してゐたやうなふわっとしたカステラではなく、何となくぼそっとした硬めの食感。チョコもどことなく面妖な味で、総合的には駄菓子の王道を行く一品であると言へやう。ちなみに値段はチョコ掛けてうこともあってか、19円とのこと。うまい棒が1本10円であることを考へれば、なかなかの値段だな。(何が?)
とにかく、小雪舞う日に暖かな暖炉の前で食べるバナヤンは最高?!
(^_^;)どう?
P.S.永井製菓のHP発見しました。予想通り、家族経営の家内制手工業会社で、微笑ましき内容で御座いました。(^o^)
http://www.nagaiseika.co.jp/