天敵!

超級百足!

梅雨の兆しはいろいろあるが、動植物の動向も見逃せない。八百屋の店頭に青梅が並びはじめると、庭のドクダミが咲き、葡萄の蔓が大いに伸びて、あの忌まわしいムカデが巨大化して家の中まで出現してくる。
勿論蚊虫も鬱陶しいそんざいだけど、たちの悪さではムカデが遙かにうわてだ。古風な民家に住まうが故に、夏になると蚊帳を吊って眠っているわけだが、ムカデは布団の下に巻き込んだ蚊帳の裾から潜り込んで、寝床にまで侵入してくるのだ。
過去に2度、睡眠中にムカデに刺されているが、刺された部分は激しく腫れ上がり、その後も1ヶ月以上痛がゆさが続くのだ。真夏にかけてムカデは巨大化し、確認したもので最大のものは長さ18cm近くにもなるのだ。
言い伝えでは「ムカデはつがいで居る」とのことだったので、1匹発見して退治した後も必ず周囲を精査することにしている。3回に1回は言われるとおり、すぐ近くにもう1匹発見しているので、まんざらウソでもないのだろう。
今日は山中で超級巨大なムカデと遭遇せり。あまりの巨大さに一瞬たじろいだものの、直接被害を被ることはなかろうとの判断で殺戮には到らず。
「ムカデの恩返し」などというものは無いことを信じているが・・・