2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

聴講と鑑賞と感傷、そして弛緩…

時折、部屋を揺らしてぎしびしと響くてう噂のNGSW君の歯ぎしりであったが、昨夜はさほど気にならず、7時半頃無事起床。部屋は暖かいままなので火を起こす必要もなく、冬でも有り難い空調だが空気の乾燥は問題ですね。 寝起きの割に雄弁なNGSW君に一宿一飯の…

電光石火式遠征

今天は大移動大往来の大往生。久々に大がかりな電光石火の術を用ゐ、二日をかけて大名古屋方面を浮遊する。 我が陋屋を起点にすれば、国内はおろか県内の何処であらうが遠方に属するのではあるが、遠方にも色々あって優先順位を付けねばならず、先づは大遠方…

鳥瞰式踏査2

大本台地周辺の謎が脳中や図面上ではなかなか解けず、みたびよたび踏査に出向く。 (―_―)しつこい? それにしても、台地のほぼ全ての場所から美しい甘南備形の村松白山や雨乞山、谷奥の大山や、女郎川・紺屋川・今堀川流れる沖積平地を隔てた七つ山が美しく…

御近所の謎

今天は近場の探査。 史跡東大寺瓦窯跡のある初立(はったち)界隈、瓦場地区は各時代の遺跡*1が濃厚に分布するところだったが、数度にわたる圃場整備と豊川用水関連の大造成工事で殆どが消滅してしまった。最低限の調査は行はれたやうだが、史跡の古窯が埋設…

環境音楽 - Wikipedia

懐かしいブライアン・イーノなどの名前が出てくるのだが、当時の環境音楽概念と現在の其れとはかなりの違ひが生じてきてゐるやうだ。我輩の創作曲は仮称 progressive techno *1と呼んでゐる領域を創設して放り込んでゐるのだが、各方面に上載する際には当て…

領域分化

今天は予期せぬ雨模様にて、昨天の踏査より派生したさまざまな歴史的事実の再確認やレイヤーの分解工作を試みる。 重層的に堆積した時間の各層は、或るものは半透明、また或るモノは下層や古層に深く根を下ろし、またくらげなすただよひたまへるものも有り。…

鳥瞰式踏査1

山川原野海辺森羅、渉猟跋扈探査探訪。 穏やかな陽気に変化無く、今天は石神観音と雨乞山の謎を探るべく、人里から山懐の古刹を経て、荒々しき稜線沿ひの登山道へ。六根清浄お山快晴。 (―_―) 目指す観音堂は雨乞山裾の中腹にあって、現在ではすぐ麓の請雨山…

胎動律

妙な気配で早朝に目覚めると、玄関の上がり端にあやかしの痕跡。 如何にしつることどもぞやと、寝ぼけ眼で右脳を再起動させても何も出ず、陽光の庭に溢るるを待って紫外線もろともに全身に大いに浴びて生体と生脳を強制的に覚醒せしめ、あやかしの正体が五感…

火星のトリニティ

先月来の激しき連続接待や先日の大いなる寒波のせいもあって、この冬の炭の消費量が予想外に伸び、切り炭も豆炭もそろそろ底が見へる備蓄状況となった。この際旧知の練炭に乗り換へるてう手も有るが、火鉢との兼用を考へると矢張り切り炭に軍配が上がりさう…

ややこしの

最近お隠れになった著名なチェリストであるロストロポーヴィチの本名がムスティスラフ・レオポリドヴィチ・ロストロポーヴィチであることを知るヒトはさほど多くないだらうが、近縁の者と話してゐて、矢張り先日亡くなった有名なオペラ歌手であるルチアーノ…

様式と型式と音場

今回の冬型も徐々に収束しはじめたやうで、今天は幾分風も凪ぎ、日中は暖かさを感じるほど。とは言っても、火鉢の炭火を絶やすワケにはいかないので、終日炭を継ぎ足して火種を守り続ける。 縄文の昔、囲炉裏の火を確保すべく、特別な土器に取り分けられた火…

諸風情

寒い寒い朝で、一晩中唸り続けた暴風もまだまだ続いてゐる。 今朝はちょこっと遅くまで眠り続けてゐたのだが、寝ぼけ眼で外に出てみるとはてな、陋屋の何カ所かで朽ち果てて打ち付けられてゐた雨戸の数枚が強風によって吹き飛び、近くの屋敷林の中に倒れてゐ…