懐古主義的生活


朝の花
 

車輪梅の満開を待ってゐたかの如く出現した花潜。まったく落ち着きが無い忙しい動き。
 

ハナムグリ? ハナモグリ? ハナモグワイ? ハナモゲラ? ハナゲムシ? ハナケダマムシ
 

ついでに熊蜂も出現! 此のひとの生態不明。巣も見たこと無いし、人間を襲った話しも聞かず。
 

習字のお手本(戦時中)
 

まあ懐かしや。金・銀・パールプレゼントだわ! ところでまばらに入ってゐたあの青い粒は何だったのだらう。。。
 

中身は何処行った?
 

キリが無い話だわ
 

兵馬俑、洗ってみたら黒い着色?であったことが判明。異常に硬いのでかなり高温で焼成されてゐることは間違ひ無いが、胎土は鈍い褐色のやうだ。恐らく焼成最終段階にゴムタイヤなどを投入して大量の煤を発生させ、炭素吸着仕上げを行ったのかもしれない。いずれにせよ定着が不十分で、沈水させておくと表面がぬるぬるした感じになって落ちて仕舞ふ。それと、是は勿論骨董では無く土産物だが、いちおう古色付けとしていちど黄土の泥に沈めてあり、凹部分に土が入り込み恰も発掘品のやうな演出が為されてゐた。こちらの泥は沈水と同時に溶解して仕舞ったが、なかなか手の込んだことをしたものだ。
 

冬の花、別名「吸ひ葛」、又の名を金銀花。咲き立ては乳白色で、二日目に早くも黄色味を帯び、徐々に色濃くなって行く。
 

 

此のくるくると巻き上がり跳ね上がる様子が面白く繊細で、香りも良く、蜜も甘い。蔓自体はさほどくるくるもじゃもじゃしてゐない。古瓦などの忍冬唐草文とは無関係だらう。
 

 

水先案内人回収船
 

方舟の往来かなり激し
 

 

 

 

 

 

 
 
 

「吸ひ葛」の名にし負はば、花をば無慈悲にえいやっともぎ取り(実際はゆっくり引き抜き)、其の根元をちうとうと吸ふのだ。此の甘さ、仄かに蘭の花の風味も有り、まさに天国的な味。後味に嫌味やえぐみの欠片も無し。
 

 

月齢7.1
 

今日の御駄賃(食べ放題)
 
 
 

古鎮残照

古鎮残照