彼方への祈り

　
　

　
　

　
　
　

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日本人登山家３人不明　ヒマラヤで雪崩に遭遇
2010.9.29 00:05

　ネパール・ヒマラヤにある世界第７位の高峰ダウラギリ（８１６７メートル）で２８日、日本人男性登山家７人と複数のネパール人シェルパから成る登山隊が雪崩に巻き込まれ、日本人３人とネパール人のシェルパ１人が行方不明になったことが２９日、分かった。在ネパール日本大使館や登山ガイドらでつくる日本プロガイド協会が明らかにした。
　プロガイド協会によると、行方不明の３人は名古屋市の田辺治さん（４９）、富山県朝日町の山本季生さん（３６）、長野県白馬村の本田大輔さん（３２）。一緒に雪崩に巻き込まれた兵庫県芦屋市の島田和昭さん（３７）は自力で脱出し、けがはないという。
　７人のパーティーは今月６日にネパール入り。２８日に４７００メートル地点のベースキャンプを出発後、雪崩に巻き込まれた。（共同）
　
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実は、我が朋友である地球人氏の朋友が、遭難した3人のうちに含まれてゐた。*1
既に虚しく、消息不明のまま丸三日間が過ぎやうとしてゐる。
実は以前、一度目のチベット踏査のあと、田辺さんの講演を聴いたことがある。地上の極限を踏査して神の高みに近付いた人でした表現し得ない情感が行間や言語外の端々に含まれており、深い感銘を受けたことを記憶してゐる。
極地の自然は人智の及ばざる領域である。刹那の些細な変化が重大な結末を左右する。
しかし人生とは無常なもので、彼らの消息はおろか、現地の捜索活動がどのやうに行はれてゐるのかさへ知る術も無き状況にある。
地球人氏の忸怩たる思ひは推察するに余りあるが、赤裸々な感情の吐露は彼のブログを読んでいただく他はあるまい。
そして今や、彼らの命運はヒマラヤの神々の掌中にのみ存在するのであって、我々の出来ることと言へば、ただ祈ること以外には無いのだ。
　

*1:山本季生氏のことである。驚くべき事に彼は、2004年にアンナプルナ１峰登頂の際に雪崩に遭遇し、隊長ら2名が死亡するも奇跡的に助かるてう経験の持ち主だったのだ。

友よ、生きていてくれ！ - 地球人

　
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TIBET Sherab Ling Monks: Sacred Tibetan Chant