愚者の新月

量が多いにもほどが有るぜぃ!

今宵新月
それにしても人間様よ、飯喰ふばかりが能ではあるまいぞあるまいぞ。
(−_−);
          
ゴミ出しの日、前日深夜に気付き、取りまとめて集積場所へ運ぶ。
招待所周辺は、可燃物も不燃物も同じ曜日だが、可燃物だけは早朝に居住する建物前の道端に放擲しておけばよい。不燃物は前夜からの集積が可能であり、資源類(プラスチック類、紙類、瓶類、缶類など)は毎週驚く程膨大な量が積み上げられてゐる。要するに我々が都会で潜伏する場合、排出されるゴミの大半がコンテナ・容器類であることを、自分の場合も含め、つくづく思ひ知る。
さておき、缶入りの飲料など殆ど飲む事が無いので気付かなかったが、数本の缶類を指定されたプラカゴに放り込んで帰らうとすると、何処からともなく自転車に乗った年配の男性が出現し、慣れた手つきで回収して行った。その風貌や、その行動の余りに鮮やかなることから、その男性がアルミ缶などを回収して生計の足しにしてゐる人物であらうことが、直ちに推測された。
嘗て東京湾夢の島を訪れた時、此の世の週末の風景を見ると同時に、数十年または数百年後、埋積された夢の島を資源鉱脈として掘削する人間様の情景を幻視したものだ。
(−_−)
            
風の便りに聞く、南北縦断鉄道の56年ぶりの列車往来。
たった1日の演劇的列車往来だったが・・・
             

韓国統一部はこれまで南北鉄道開通に投入した費用の総額が5454億ウォン(約713億円)に達すると明らかにした。
韓国側に投入された費用は京義線区間に914億ウォン(約119億円)、東海線に1143億ウォン(約149億円)、京義線出入事務所(CIQ)整備に259億ウォン(約34億円)など、計3645億ウォン(約476億円)だ。
北朝鮮側の工事には借款として資材や装備に1523億ウォン(約199億円)が支援され、輸送費などを含むと1809億ウォン(約236億円)を要したという。今回の試験運行区間京義線27.3キロメートル(?山?開城)、東海線25.5キロメートル(金剛山?猪津)など計52.8キロメートルなので1キロあたり103億ウォン(約13億円)の費用を投入したことになる。
北朝鮮は駅舎の一部や信号通信システムの整備に必要な資材・装備の支援、更に約50億ウォン(約7億円)を要する東海線の北朝鮮側出入事務所(CIQ)の建設も要求している。
政府は列車の試験運行2日前の15日、約1600億ウォン(約209億円)を要するコメ40万トンの支援と、軽工業用資材8000万ドル(約9億7000万円)分を北朝鮮に送るために計2400億ウォン(約313億円)を南北協力基金から支出することを議決した。コメ40万トンは北朝鮮が6カ国協議の合意内容を実行に移すという条件で提供されるが、軽工業用の資材は列車の試験運行を条件として提供することになっている。李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官が提唱する「北朝鮮の古い鉄道の現代化」に向けた支援も実行に移されればさらに天文学的な巨額の費用が投入される。
                             キム・ミンチョル記者

                               朝鮮日報朝鮮日報JNSの記事からの引用
                     

             
何も得るものが無いばかりか、益々図に乗る北の言ふなりに、まさに湯水のやうに無意味な支援を続ける南の愚かさ。他所のお国のことであるので、まったく「余計な御世話様」であってどーでもイイんだが、両者ともいったい何処まで愚かなのか・・・
未来も希望も微塵も無い、掬ひやうの無い世界。愚の骨頂・・・
            

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